ソーシャルワークが働きかけるレベルとして、ミクロ、メゾ、マクロ、エクソの意味を理解しておきましょう。
詳細は以下の記事で。
ソーシャルワークの4レベルと4システム by ピンカス&ミナハン
ソーシャルワークの4レベルソーシャルワークが介入する4つのレベルを見ていきましょう。ミクロレベルミクロレベルのソーシャルワークは、「個人」や「家族」に対して個別に援助を行う方法です。メゾレベルメゾレベルのソーシャルワークは、「集団」や「地域
過去問
第22回 問題29
マクロ領域のソーシャルワークに関する次の記述のうち、適切なものを2つ選びなさい。
1 社会福祉制度が効果的に運用されるために、環境の調整や整備を行う。
2 福祉問題の原因を社会構造から捉え、個人の変化を促す支援を行う。
3 福祉関連施策の分析や充実に向けた活動を行い、社会の変革を進める。
4 グループの持つ力動を活用し、個人の成長や個人と社会環境との関係調整を行う。
5 福祉サービス利用者とその家族に働き掛け、家族内ネットワークを形成する。
1 社会福祉制度が効果的に運用されるために、環境の調整や整備を行う。
正しいです。社会福祉制度の運用のために環境調整を行うのはマクロ領域です。
2 福祉問題の原因を社会構造から捉え、個人の変化を促す支援を行う。
間違いです。これはミクロ領域です。
3 福祉関連施策の分析や充実に向けた活動を行い、社会の変革を進める。
正しいです。社会の変革を進めるのはマクロ領域です。
4 グループの持つ力動を活用し、個人の成長や個人と社会環境との関係調整を行う。
間違いです。個人の成長はミクロ領域です。
5 福祉サービス利用者とその家族に働き掛け、家族内ネットワークを形成する。
間違いです。利用者とその家族に働きかけるのはミクロ領域です。
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次は、ソーシャルワークの面接法について。
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