コンサルテーション
専門性を尊重し、その専門性を考慮しながら自らの専門的知識を助言することです。
クライエントに対する直接的な援助ではなく、助言などの間接的援助です。
コンサルタント
コンサルタントは、助言や指導を行う者のことです。
コンサルティ
コンサルティは、助言や指導を受ける者のことです。
例えば、学校コンサルテーションでは教育センターの職員などがコンサルタントとなり、不登校などの問題を抱える学級の担任をコンサルティとして、コンサルタントが助言を行います。
過去問
第23回 問題46
次の記述のうち、コンサルティの説明として、適切なものを2つ選びなさい。
1 コンサルタントから監督及び指導を受ける。
2 業務上の課題を抱えた個人、集団、組織、地域社会である。
3 コンサルタントがクライエントに対して直接的な援助を行う。
4 個人の抱えた私的な悩みをコンサルタントに伝え、相談する。
5 得られた助言の内容は、自ら評価し、採用するかを決める。
1 コンサルタントから監督及び指導を受ける。
間違いです。監督は受けません。
2 業務上の課題を抱えた個人、集団、組織、地域社会である。
正しいです。
3 コンサルタントがクライエントに対して直接的な援助を行う。
間違いです。直接的援助ではなく間接的援助です。
4 個人の抱えた私的な悩みをコンサルタントに伝え、相談する。
間違いです。個人の私的な悩みではなく、業務上の課題です。
5 得られた助言の内容は、自ら評価し、採用するかを決める。
正しいです。
第22回 問題43
次の記述のうち、精神保健福祉士がコンサルティに対して行うコンサルテーションとして、適切なものを1つ選びなさい。
1 組織内の運営方針について説明する。
2 勤務態度などの職務を管理する。
3 クライエントの自宅に同行して、クライエントと面談する。
4 クライエントの社会環境を理解するためのエコマップを提示する。
5 アドバイスに従ってクライエントを支援するように指導する。
選択肢4が正解です。
次の記事
ここからは法制度に入っていきます。
まずは児童虐待防止法から。

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