緊張病は単なるあがり症とは違います。
詳しくは以下の記事で。
【緊張病(カタトニア)】カタレプシーとカタプレキシーは違うよ
緊張病は、緊張しやすい性格などではありません。緊張病とは緊張病(カタトニア)は体の動きが止まってしまったり、言葉による指示を受けてもそれを拒絶してしまうといった症状の疾患/症候群です。緊張病は、興奮・昏迷を基本として、カタレプシー(同じ姿勢
症状
緊張病は、統合失調症の一病型で、以下のような症状があります。
・昏迷(意識は清明だが外部からの刺激に反応しない)
・拒絶症(指示や刺激に対して反対する、あるいは反応がない)
・支離滅裂な独語
・衝動的行為
・常同行為
・不安定な感情を伴う興奮状態
・拒絶症(指示や刺激に対して反対する、あるいは反応がない)
・支離滅裂な独語
・衝動的行為
・常同行為
・不安定な感情を伴う興奮状態
過去問
第22回 問題6
次のうち、緊張病状態でよくみられる症状として、正しいものを2つ選びなさい。
1 躁気分
2 知能低下
3 せん妄
4 常同症
5 拒絶症
正解は4と5です。
公認心理師 第2回 問30
緊張病に特徴的な症状として、正しいものを1つ選べ。
① 昏迷
② 途絶
③ 観念奔逸
④ 情動麻痺
⑤ カタプレキシー
選択肢①が正解です。
次の記事
次は、心身症について。
【心身症】アレキシサイミアって何?
心身症とは心身症は、身体疾患の発症や経過に心理的ストレスの影響で機能的(器質的)な障害を伴った疾患群です。例えば、過敏性腸症候群、本態性高血圧、アトピー性皮膚炎など、ストレスが原因とされている疾患です。「心...
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