精神疾患の分類
精神疾患の原因を分類する伝統的な区分として、内因性、外因性、心因性の3区分あります。
内因性
内因性は、遺伝や体質などの内部要因によるもので、統合失調症や双極性障害などが該当します。
外因性
外因性は、身体疾患や薬物など外部からの影響によるもので、薬物やアルコールなどの依存症、脳腫瘍や脳梗塞などの脳の器質的疾患などが該当します。
心因性
心因性は、心理的ストレスや性格要因によるもので、適応障害や心気症などが該当します。
まとめ
精神疾患の3つの分類を見てきましたが、実際にはこれらが複合的に絡み合うことが多いです。うつ病は内因性、外因性、心因性のいずれも原因になりえます。
過去問
第38回 問題2
次のうち、外因性に分類される精神障害として、正しいものを2つ選びなさい。
1 双極性障害(躁うつ病)
2 統合失調症
3 アルコールによる精神病性障害
4 認知症
5 神経症
1 双極性障害(躁うつ病)
双極性障害は内因性です。
2 統合失調症
統合失調症は内因性です。
3 アルコールによる精神病性障害
アルコールによる精神病性障害は外因性で、正しいです。
4 認知症
認知症は外因性で、正しいです。
5 神経症
神経症は心因性です。
介護福祉士 第32回 問題90
内因性精神障害に分類される疾患として、正しいものを1つ選びなさい。
1 脳腫瘍(brain tumor)
2 アルコール依存症(alcohol dependence)
3 パニック障害(panic disorder)
4 認知症(dementia)
5 統合失調症(schizophrenia)
1 脳腫瘍(brain tumor)
脳腫瘍が原因となって発症した精神疾患は、外因性です。
2 アルコール依存症(alcohol dependence)
アルコール依存症は外因性です。
3 パニック障害(panic disorder)
パニック障害は心因性と考えられてきましたが、諸説あります。
4 認知症(dementia)
認知症は外因性です。
5 統合失調症(schizophrenia)
統合失調症は内因性なので、これが正解です。
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精神疾患は次で最後、ストレス総まとめです。


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